ゲゲゲの鬼太郎　妖怪大魔境-おきらくゲーム事典-

ジャンル：アクションゲーム
メーカー：バンダイ
発売日：1986年4月17日
ハード：ＦＣ

人気漫画、アニメの「ゲゲゲの鬼太郎」を原作としたアクションゲームです。
プレイヤーは鬼太郎を操作して妖怪と戦います。
鬼太郎の基本的な攻撃手段は毛針。他にもアイテムを取ることによって指鉄砲、ちゃんちゃんこ、リモコン下駄などアニメでおなじみの攻撃をすることも可能です。
各ステージには魔境とボスがいる城があります。
魔境は、魂を１０個集めてクリアする妖奇魔境、敵を１０体倒してクリアする妖界魔境、一反木綿に乗って敵を１０体倒すとクリアになる妖空魔境、１０本の蝋燭に火をつけるとクリアになる妖炎魔境があります。
各魔境のクリア条件を満たすと２つ出てきて正解の扉に入ることでクリアになりますが、間違えた方に入ると妖怪地獄に引き込まれてしまいます。妖怪地獄では見上げ入道など巨大な敵が待ち構えています。
ステージクリアするためには城でボスを倒す必要があります。この城に入るにはどこかの魔境にある水晶を手に入れる必要があります。
城の中にはボスが待ち構えていて倒すとステージのクリアになります。ボス戦では手に入れたオカリナの数に応じて、ぬりかべ、子泣き爺、砂かけ婆を呼ぶことができます。

魔境の中にはランダムでどの魔境になるかわからないものがあり、自分の得意な魔境がでることを祈りながら入った記憶があります。苦手なものだった場合はショックを受けたものです。
キャラクターゲームであるので原作に応じた様々な妖怪が出てくるゲームです。隠しキャラもたくさんあり、取るとプレイヤーの残数が１増える目玉のおやじや、目玉のおやじと同時に出てきて取ると残数が１減ってしまう毛玉のおやじなども登場します。油断していると結構間違えてしまうので調子に乗らないことが必要です。
後半のステージになると妖怪地獄から抜け出すのが大変になるので、ゴールの扉を間違えないようにすることが重要になります。正しい、扉を示してくれるカラスや座敷わらしを取っておくことが重要になります。
キャラクターゲームなので権利関係でリメイクなどは難しいのかなとも思います。鬼太郎という世界観を楽しめる作品にはなっているとは思います。